世間が選ぶ矢沢永吉の名曲ランキングベスト10【関ジャム調べ】
「関ジャム完全燃SHOW」(19/08/25放送)で矢沢永吉さんの音楽の凄さに迫りました。そこで世間が選ぶ矢沢永吉の名曲ベスト10も発表されたのでまとめました。
20代~60代が選ぶ矢沢永吉の名曲ランキング
19年8月25日放送「関ジャム完全燃SHOW」で放送された矢沢永吉特集で発表されたランキングです。
20代~60代から集計したランキング結果となっています。
10位 黒く塗りつぶせ
1977年リリース
「初期の曲で男らしいロックがカッコイイ」(50代男性)
「8分のベースと、ギターのリフは「SMOKE ON THE WATER」を彷彿とさせるアメリカンロックなサウンドに仕上がっている」(音楽P・本間照光)
9位 YES MY LOVE-愛はいつも-
1982年リリース
「深い愛情をそっと語る感じがいい」(50代男性)
8位 いつの日か
1994年リリース。矢沢初主演ドラマ「アリよさらば」のエンディングテーマ
「恋か自分の夢かを選ぶときに聴いて涙した」(50代男性)
「矢沢さんの曲の特徴である都会的な、大人の哀愁が漂う響きが表現されていて、「黄昏てく」という歌詞と絶妙にマッチしている」(作曲家・多保孝一)
7位 SOMEBODY’S NIGHT
1989年リリース。
「矢沢のカッコイイ系の代表曲」(30代女性)
「サビが印象に残るのは歌詞のインパクトはもちろん、コードとメロディが「11th」のいわゆるテンションの関係になっていて、違和感やひっかかりを生み出しているから。矢沢さんの個性的なメロディーセンスを感じます」(作曲家・多保孝一)
「普通、ロックと言えばギターサウンドのイメージ。しかし、矢沢さんはキーボードをよく使われる。キーボードを使うことでよりポップスっぽくなり、それが矢沢さんの音楽が広く受け入れられている理由だと思われる」(音楽P・本間照光)
6位 チャイナタウン
1977年リリース。
「旦那との横浜デートでよく聴いた」(20代女性)
「矢沢永吉さんの曲には昔の恋を振り返るものが沢山あるが、こちらもその一曲。しかも湿度ゼロでカラッとしているところがいかにも矢沢さんらしい」(作詞家・いしわたり淳治)
5位 アリよさらば
1994年リリース。矢沢が教師役を務めた「アリよさらば」の主題歌
「同名のドラマで永ちゃんが教師役だったので印象に残っている」(30代女性)
「サビの「Why? なぜに・・・」が印象的なこの曲。サビ頭のコードに対し、ここではマイナーセブンスの音程をメロディーにしていて、絶妙な違和感を演出」(作曲家・多保孝一)
4位 アイ・ラヴ・ユー,OK
1975年リリース。矢沢ソロ第1弾シングル。
「青春時代の思い出が蘇る」(50代男性)
「世の中に「アイラヴユー」という曲はいくらでもあるが、そこに「OK」が付くことによって、一気に矢沢さんっぽくなり、忘れられないタイトル」(作詞家・いしわたり淳治)
3位 止まらないHa~Ha
1986年リリース。
「Aメロ最初の「乗ってくれ」が凄く低い。こんな低いところで最初煽られ、AメロBメロとじわじわ上げて来た所で、なんとAメロに戻ってファンをあえて焦らしまくった上で、サビの「止まらない~」で爆発的にアゲさせる。ファンを弄び、もはや性行為。ファンを完全に手のひらで転がしている」(音楽P・本間照光)
2位 ファンキー・モンキー・ベイビー
1973年リリース。
1位 時間よ止まれ
1978年リリース。資生堂のCMソングに起用され、「ザ・ベストテン」で9週連続ランクイン。
「前作「黒く塗りつぶせ」のロック調とは対局のジェントル&スイート。こんな180度違うサウンドを生み出し、歌い上げる技術をどうやって身につけたのだろうか」(音楽P・本間照光)
「矢沢さん特有のアーバンなサウンドの真骨頂。オーギュメントコードがAメロ頭で使われ、さらにサビ部分では2連続で使われている。これはかなり難度の高い作曲テクニック。こんな曲、他に聴いたことがないです」(作曲家・多保孝一)
以上が「関ジャム調べ」矢沢永吉の名曲ベスト10でした!