
「姉ちゃんの恋人」(2020/11/17放送)の第4話で小池栄子さん演じる市原日南子が泣いたときにハンカチを差し出した高田悟志(藤木直人)に対して『イノッチか』と突っ込んだのでその理由を調べてみました。
ドラマ【姉ちゃんの恋人4話】での『イノッチか!』の意味
2020年11月17日放送「姉ちゃんの恋人」第4話でダブルデートをしているときに市原日南子(小池栄子)が高田悟志(藤木直人)に対して『イノッチか!』という突っ込みを入れたので理由を調べてみました。
ドラマでのやり取り
高田悟志(藤木直人)のことを好きな市原日南子(小池栄子)がダブルデートで二人きりになったときのやりとりです。
市原日南子(小池栄子)「どういう、どういう人が好き? 女性」
高田悟志(藤木直人)「これ言うとがっかりされるかもしれないけど」
市原日南子(小池栄子)「え? そんなこたえ?」
高田悟志(藤木直人)「俺が好きなのは、俺のことを好きでいてくれる人」
市原日南子(小池栄子)「ふ~ん。なんで?」
高田悟志(藤木直人)「よく、理想のタイプみたいな人が現れて、でも俺のことなんて全然興味なくって、でも振り向かせたいみたいのがあるじゃない。そういう苦手」
市原日南子(小池栄子)「へえ」
高田悟志(藤木直人)「家の中であまり愛されてなくってさ。誰にも。みんな俺のこと、俺のことっていうか、俺の存在? をみんな疎ましくっていうか、何で生まれてきたんだよっていう感じだったからさ。だから、俺の事を好きって言ってくれる人が好き、かな」
市原日南子(小池栄子)「なんだろ(涙)」
高田悟志(藤木直人)「はい」
ハンカチを差し出す。
市原日南子(小池栄子)「イノッチか!」
高田悟志(藤木直人)「はい?」
市原日南子(小池栄子)「いえ、すみません。これ洗って返しますとか言ってそのまま宝物にしてもいいですか?」
という甘酸っぱいやり取りがありました!
ハンカチを差し出すと言えばイノッチ
イノッチというのはもちろん 井ノ原快彦 さんです。
井ノ原快彦は2010年3月29日 – 2018年3月30日までNHKの朝の情報番組「あさイチ」のキャスターを務めていました。
「あさイチ」は朝ドラ終わりの8時15分から始まるのですが、番組はじめに朝ドラに対してコメントをするのが流れとなっています。
その際、同じくキャスターを務めていた有働由美子さんがドラマを見て泣いてしまうことがあり、すかさずハンカチを差し出す井ノ原快彦さんは番組では恒例となっていました。
そのため、ハンカチを差し出す行為=「イノッチか」という突っ込みになったわけです。
あさイチを見ていない人にはわからないネタですが、「姉ちゃんの恋人」の脚本を務める岡田惠和さんはNHKの朝ドラ「ひよっこ」の脚本担当していたので、イノッチのハンカチを差し出す姿もよく見ていたのではないでしょう。それがこのような脚本になったのでしょうね。
Twitterでも盛り上がっていました。
泣いてる女の人にハンカチを渡す=イノッチ
— さばみりん (@sabasaba828) November 17, 2020
朝ドラからのあさイチのイノッチ笑
脚本家つながり#姉ちゃんの恋人— 🖖感きゃな🖖 (@cyancyana) November 17, 2020
#姉ちゃんの恋人 で「イノッチか!」って
わかる人にしかわからないワードがぁぁ!!
これから使わせてもらおう!!
ってハンカチもらう場面が無いわ。— りあーん (@babys_breath63) November 17, 2020