
「1番だけが知っている」(18/10/29放送)でピアニストの清塚信也さんによって世にも奇妙なクラシック音楽事件ベスト3が発表されたので、動画付でまとめました。
清塚信也が震えた音楽事件ベスト3
コウノドリ3話は如何でしたでしょうか。
いつかどこかで支えになってくれたらと思い、毎回新しいアレンジで録音し直してお届けしている音楽ですが、「支えになってほしい」なんて思うこと自体が”おごり”なんじゃないかという葛藤で一杯です。滝くんはいつも気ままでいいなぁ。 pic.twitter.com/onDadceoWM
— 清塚信也 (@ShinyaKiyozuka) 2017年10月29日
18年10月29日放送の「1番だけが知っている」で、コウノドリや羽生結弦とのアイスショーなどで話題を集める人気ピアニスト清塚信也さんが、震えた音楽事件ベスト3を発表。そのシーンの動画があるものは一緒にまとめました。
3位 世界が絶賛したアドリブ
2011年7月当時音大生であったルーカス・クミットさんがある教会でコンサートと行っていた際、観客が携帯電話を鳴らしてしまいます。
普通であったら、演奏者だけでなく観客も激怒するような行為です。
しかし、そこでルーカスさんが取った対応が神対応として大絶賛を見せました。
その動画がこちらです。
2位 世界最長のクラシック曲演奏
エリック・サティというフランスの作曲家が残した「ヴェクサシオン」という曲です。
1分20秒のフレーズを840回連続して演奏するというもので、18時間以上かかります。
そんな最長の曲をローバー・ラシーンというピアニストが演奏したことがあり、その動画の一部がこちらです。
途中で離席する人や続出するという結果に。
ちなみに「ヴェクサシオン」とはフランス語で、「嫌がらせ」という意味だそうです。
弾く方引きづらい、楽譜の書き方も読みづらい、聴く方も耐え難い、誰にとっても嫌悪感を抱くような「嫌がらせ」ということでした。
1位 ドイツ1億円バイオリン事件
2012年にバイオリニストである堀米ゆず子さんが直面した事件です。
堀米ゆず子さんの1億円のバイオリンがドイツの税関で没収。多額の関税を掛けられてしまいます。
困り果てた堀米さんはSNSで助けを求めます。
すると世界中から5,000人以上の署名が、そこで立ち上がったのが当時ドイツ外務省のトップであるヴォルフガング・ショイブレさんです。
ショイブレさんの鶴の一声によってバイオリンは無事に返還されるのですが、ショイブレさんは脱税幇助の容疑で告発され、窮地に追いやられてしまいます。
一つのバイオリンが国を動かす事件にまで発展するという出来事でした。
敬遠しがちなクラシック音楽ですが、クラシックの楽しさや素晴らしさが分かってもらえる、こんな事件もあったということで紹介されました!